足の皮むけ・かゆみ=水虫と思って市販薬を使っている方は多いのですが、実は「水虫だと思って受診した人の約3人に1人は水虫ではなかった」という報告があります。水虫に似ている別の病気汗疱(かんぽう)・異汗性湿疹 — 汗による小さな水ぶくれ(靴の中の蒸れで起きやすい)接触皮膚炎 — 水虫用の市販薬や自宅に残っていた抗真菌薬を自己判断で使ったことによるかぶれ掌蹠膿疱症 — 手のひら・足の裏に膿疱ができる病気これらに水虫の市販薬を塗り続けると、治らないばかりか、かぶれて悪化することがあります。皮膚科では「顕微鏡検査」で確定診断します皮膚の一部を採取し、顕微鏡で白癬菌(カビ)を直接確認します。数分でできる痛みのない検査で、これにより「本当に水虫か」が確定します。診断がつけば、適切な塗り薬で多くは治癒します。水虫治療のポイント症状のある場所だけでなく、足全体に、症状が消えてからさらに1か月以上塗り続けることが再発予防の鍵です家族にうつすため、足拭きマットの共用に注意家族にうつすため、足拭きマットの共用に注意爪水虫(爪白癬)は飲み薬が必要なことも爪が白く濁る・厚くなる爪水虫は外用薬も使用しますが、症状によっては塗り薬だけでは治りにくく、内服薬(3〜6か月)を使うこともあります。内服前後には肝機能の血液検査が必要です。内科併設の当院では、持病・服用中の薬との相互作用の確認まで含めて安全に治療できます。よくある質問Q. かゆくないのですが水虫でしょうか?A. 実は水虫の多くはかゆくありません。「かかとのガサガサ」だけの角質増殖型もあります。Q. 市販薬を塗ってから受診してもいいですか?A. 薬を塗っていると検査で菌が見つかりにくくなります。受診の1〜2週間前から中止できるとより正確に診断できます。※当院は2026年10月より皮膚科診療を開始します。足のトラブルは検査で確定をお電話(06-6872-6002)またはWeb予約からお気軽にご相談ください。【監修】 医療法人健盛会かえでファミリークリニック 院長 志波里奈(内科認定医)・理事長 水野脩(総合診療専門医)