ある日突然、円形の脱毛に気づく——円形脱毛症は年齢・性別を問わず起こり、見た目の変化から精神的な負担も大きい病気です。まず知っていただきたいのは、これは治療できる皮膚の病気だということです。原因は「ストレス」だけではありません円形脱毛症は、免疫が誤って自分の毛根を攻撃してしまう自己免疫疾患と考えられています。ストレスは引き金の一つになりえますが、唯一の原因ではありません。「自分のストレス管理が悪いせい」と自分を責める必要はまったくありません。甲状腺疾患やアトピー素因を併せ持つ方もおり、背景の確認も大切です。皮膚科での治療(保険診療)ステロイド外用薬 — 基本となる治療ですステロイド局所注射・紫外線治療・ステロイドパルス療法 — 範囲・経過に応じて選択します(実施施設と連携)重症の場合は、JAK阻害薬など新しい内服治療の適応を専門機関と連携して検討します単発型の多くは数か月〜1年で自然に回復しますが、範囲が広がるタイプは早期の治療開始が重要です。受診のタイミング脱毛斑に気づいたら、まず一度受診を脱毛斑が複数ある・急に広がっている場合は早めに眉毛・まつ毛・体毛にも脱毛がある場合は進行型の可能性があります円形脱毛症以外の脱毛もあります女性のびまん性脱毛(全体的に薄くなる)、甲状腺疾患・貧血・急激なダイエットによる脱毛、頭皮の炎症による脱毛など、原因はさまざまです。内科併設の当院では、血液検査を含めた原因の見極めが可能です。よくある質問Q. 自然に治ると聞きましたが、受診する意味はありますか?A. 単発型は自然回復も多いですが、診断の確定(他の脱毛症との鑑別)と、広がった場合の早期対応のために初期の受診をおすすめします。※当院は2026年10月より皮膚科診療を開始します。一人で悩まずご相談くださいお電話(06-6872-6002)またはWeb予約からお気軽にご相談ください。【監修】医療法人健盛会 かえでファミリークリニック皮膚科担当医 水野 里佳皮膚科専門医 日本皮膚科学会