「不整脈があります」と言われると誰でも不安になりますが、不整脈のすべてが危険なわけではありません。大切なのは、どのタイプの不整脈かを正しく診断することです。様子を見てよいことが多い不整脈期外収縮(脈が飛ぶ・ドキッとする)は最も多い不整脈で、健康な方にも起こります。症状が軽く、心臓に他の病気がなければ、治療せず経過観察となることが多いです。ただし頻度が非常に多い場合は治療対象になることもあります。放置してはいけない不整脈心房細動:脈が不規則に速くなる不整脈。心臓の中に血栓ができ、脳梗塞を引き起こすことがあります。抗凝固薬などの治療が必要です。発作性上室頻拍: 突然脈拍が150〜200回/分になる発作。カテーテル治療で根治が期待できます。心室頻拍・高度の徐脈:失神や突然死につながることがあり、早急な専門治療が必要です。危険な不整脈を疑うサイン失神した、意識が遠のいたことがある脈拍が安静時でも極端に速い/遅い動悸に胸痛・強い息切れを伴う脈がバラバラで規則性がない(心房細動の可能性)診断のための検査12誘導心電図、ホルター心電図(24時間)、心エコー、血液検査(甲状腺機能など)を組み合わせて診断します。発作の頻度が少ない場合は、長期間のイベント心電図を用いることもあります。よくある質問Q. 脈を自分でチェックする方法はありますか?A. 手首の脈を15秒数えて4倍する方法で、速さと規則性を確認できます。不規則さが続く場合は受診してください。Q. 心房細動は治りますか?A. カテーテルアブレーションによる根治治療が可能なケースもあります。適応があれば専門病院へご紹介します。【監修】 医療法人健盛会かえでファミリークリニック 院長 志波里奈(内科認定医)・理事長 水野脩(総合診療専門医)不整脈の診断・管理は当院へかえでファミリークリニックは、不整脈の検査から治療・専門病院への紹介まで対応しています。お電話(06-6872-6002)またはWeb予約からお気軽にご相談ください。