健診で「LDL(悪玉)コレステロールが高い」と指摘されても、痛くもかゆくもないため放置しがちです。しかし脂質異常症は、動脈硬化を静かに進行させます。コレステロールが高いと何が起こるか余分なLDLコレステロールは血管の壁にたまり、動脈硬化を進めます。その結果、心筋梗塞・狭心症・脳梗塞のリスクが高まります。自覚症状が出たときには病気がかなり進行していることが多いのです。治療目標は人によって違います同じLDL値でも、年齢・血圧・糖尿病の有無・喫煙・心筋梗塞の既往などによって目標値と治療方針が変わります。「LDL140だから薬」と一律に決まるわけではなく、あなた自身の動脈硬化リスクを評価したうえで判断します。これがクリニックで相談する最大の価値です。生活改善のポイント食事:飽和脂肪酸(脂身の多い肉、バター)とトランス脂肪酸を減らし、青魚・大豆製品・野菜・海藻を増やす運動:早歩きなどの有酸素運動を1日30分・週3回以上禁煙:喫煙は動脈硬化を強力に進めます適正体重:内臓脂肪の減少は中性脂肪・HDLの改善に有効です薬物治療についてリスクが高い方、生活改善で目標に届かない方にはスタチンなどの内服薬を検討します。副作用が心配な方も多いですが、定期的な血液検査でチェックしながら安全に継続できます。よくある質問Q. 卵は食べないほうがいいですか?A. 食事中のコレステロールの影響は個人差が大きく、現在は極端な制限より食事全体のバランスが重視されています。Q. 薬を飲み始めたらやめられませんか?A. 生活改善で数値が安定すれば減量・中止を検討できる場合があります。自己判断での中断は避け、必ずご相談ください。【監修】 医療法人健盛会かえでファミリークリニック 院長 志波里奈(内科認定医)・理事長 水野脩(総合診療専門医)健診結果を持ってご相談くださいかえでファミリークリニックは、動脈硬化リスクの評価に基づいた脂質異常症の治療を行っています。お電話(06-6872-6002)またはWeb予約からお気軽にご相談ください。